過去に離婚や未婚で子どもを産むという選択をしてても、一人の人間ですからまた恋愛をしたいと考えるシングルマザーは多いと思います。
今回は、シングルマザーの恋愛における現実や難しさの背景、また男性の本音などについて解説していきますので参考にして下さい。
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シングルマザーは恋愛できる？できない？
恋愛をしている余裕はあるか
シングルマザーは、「忙しい」という言葉だけでは片付けられないほど多忙であることが少なくありません。
仕事、育児、家事と、独身女性と比べると圧倒的に余裕がない生活をしていることが少なくないので、恋愛をしている時間がないのが実情です。
特に育児に関しては、子どもの年齢が小さければ小さいほど忙しさが顕著になるので、相手に会うことすら困難なことも。
ですがその中で、自分なりに暇を見つけたり合間の時間を作るなど、「恋愛のための時間」を自ら作り出そうという気持ちが生まれる相手と巡り合えば十分に可能性はあります。
警戒心を解くことが出来るかどうか
シングルマザーは、過去の経験から、他の女性より男性に対して一定の警戒心を持つことがあります。
つまりなかなか相手のことを信用出来ない、一線を超えられない確率が独身女性よりも高く、良い関係に至らない場合があるのです。
もし恋愛をしたいと思うのであれば、どこまでその警戒心を解くことが出来るかが問われるでしょう。
相手と子どもがお互い受け入れられるか
多くの場合いきなり相手と子どもが関わる機会はないと思いますが、二人が親しい関係になった場合、子どもと仲良くなれるかという心配があります。
実際相手と子どもを引き合わせてお互い受け入れられるかどうか…相手の子どもに対する印象や、素直な子どもが受ける相手に対する印象がものを言うでしょう。
印象のスタートラインを初めの段階でどこまで上げておくかが重要となります。
シングルマザーが恋愛におっくうになる理由
何より子どもが優先されるから
シングルマザーが、今ひとつ恋愛に対して重い腰を上げない理由の最たるものとして、「子どもの存在」が挙げられるでしょう。
子どもが交際していることでどのような感情を抱くか、子どもと相手が仲良くなれるか、そういったことが頭をよぎり恋愛に踏み切れない人が多くいます。
結婚に一度(またはそれ以上)失敗しているから
シングルマザーは、過去の経験から、男性選びに自信がない人も多くいます。
その際に、トラウマにまでは至っていないとしても、結婚や男性に対する悪いイメージが払拭出来ていないことが考えられます。
結婚や男性に対するイメージが悪いのですから、その過程や男性が必要な恋愛に対しても否定的になってしまうのは、自然な流れと言えるでしょう。
自分一人の都合で動けないから
本来恋愛というのは、恋人同士の判断の下で自由にするものです。ですがシングルマザーとなればそういう訳にも行きません。
まずその理由として最初に挙げられるのは「子ども」で、いざデートをしようにも子どもの体調や状態などを考慮してから行動することになります。
そこで子どもが熱を出していればデートなど無理ですし、子どもであることからそういうケースは多発します。
さらに、夫がいないことから一人で稼がなくてはならない、家のことも一人でこなさなくてはならないので、自分だけの都合で動けず、結果恋愛がおっくうになってしまいがちとなります。
シングルマザーに対する男性の本音や心理
好きであればシングルマザーは関係ない
シングルマザーという事情を取っ払って、恋愛感情を持ってくれた男性は、「母親と子ども」という見方をせずに一人の女性として見てくれるケースもあります。
いち女性としては、そこまで思ってもらえて嬉しい限りと言えますし、そのように見てくれる人を探すべきでしょう。
子どもとの関わりが実のところ心配
一方で、恋愛対象である女性とその子どもをひとつの枠組みとして考えている男性もいます。
血の繋がっていない子どもの父親になること、そして本当に自分の子どもとして愛することが出来るのか…その不安を抱いています。
シングルマザーの立場としては不安ですが、実のところこういうタイプの方が信頼出来る、将来性があると言えます。
何故なら、まだ恋愛という過程の中であるにも関わらず「父親」を意識していることから、その恋愛に対して真摯に向き合っていると言えるからです。
また、きちんと自分で悩みぬいて結論を出そうとしている男性といえます。このような男性がプロポーズをしてきた際は、相応の覚悟が伴っていると考えられます。
子どももひっくるめて一緒になりたい
前もって、シングルマザーと知っていた上でその女性と付き合ったのであれば、すでに「子どもとひっくるめて一緒になりたい」と決意している男性も居ます。
つまり、付き合った時点で彼女と結婚をする前提で考えている、子どもを受け入れている、もう家族として認識しているということです。
男性は女性と比べて、元来結婚に対してはそれほど積極的ではない、一人で居たいと考える傾向があるのは、男性の恋愛観や結婚観を知る方であればご存知かと思われます。
そんな男性が、付き合った時点で結婚を前提として考えるのはよほどの決意をもってくれたといえるでしょう。
壁を作っていると感じる
男性の中にも勘の良いタイプは居て、シングルマザーが男性に対していささか警戒心を持っていることに気付いています。
どこか入り込めない部分がある、見えない壁で遮られている…漠然とですが、このように感じることも少なくないようなのです。
その壁を乗り越えようとせずに去っていく男性がほとんどですが、それを乗り越えてこようとする男性も居ますので、その際は結婚を意識している可能性が高いです。
シングルマザーが恋愛するときに考えること
男性に「責任感」を求める
シングルマザーの恋愛というのは、遊びという面も時にはあると思いますが、多くは結婚を意識している人も多いでしょう。
その事から、そこで「責任感」に欠ける人物であると結婚など到底成立しませんし、そもそも相手にその気がなく時間の無駄となるのです。
それに、責任感というのは「頼りがい」に結び付くこと、そして頼りになることから何もかもを自分一人で抱えずに、二人で分かち合うことが出来るでしょう。
付き合っている最中で責任感があるように見えない、感じないのであれば、おおよそその男性は遊び感覚で付き合っていることが予想されます。
そのため、恋愛の最中においてはきちんと彼に責任感があるのかどうか、きちんと将来を考えているのかなどを確認しなければなりません。
なお女性側が男性との付き合いを、あくまで遊びの一貫とでしか考えていない場合はこの限りではありません。その際は逆に男性が本気にならないよう、上手く導いてあげる必要があります。
「優しい」「穏やか」などの上辺だけで決めない
相手を「優しい」「穏やか」などの上辺だけで分かる部分で、決めることのないようにしましょう。
なぜなら、性格的な要素は上辺だけで取り繕うことが出来るからです。
ですので、子どもと会ったときの態度や結婚観、また将来のビジョンはあるかなど、上辺だけでは取り繕えない要素をチェックするのが重要になります。
それでもし、子どもに対していつでも優しく快く接してくれる、また明確な結婚観や将来のビジョンがあるのなら、優しくて穏やかでいて、それでいて内面も備わった男性であると理解出来るでしょう。
子どもとの顔合わせは慎重に
子どもの心境や気持ちなどが大きく関わることから、相手と子どもの顔合わせに関しては極めて慎重に臨む必要があります。
顔合わせは、子どもに対して非常に大きな影響を与えますので、慎重過ぎるくらいに考えていいでしょう。
子どもが懐いてくれないこともあるため、年齢やタイミングにはくれぐれも注意しましょう。
いきなり会わせるのではなく「こういう相手が居る」と言ったり、段階を踏んで少しずつ馴染ませていくのが理想になるでしょう。
その上で、子どもを子ども扱いせずにきちんと一人の人間として向き合い、自分自身の思いの丈を伝えるようにすると時間が掛かるかもしれませんが、少しずつ理解してくれるはずです。
前向きに物事を考える
シングルマザーは、過去の経験から、自分の魅力を自覚していない、自信を持っていない傾向があります。
その事から思考がネガティブであったり、罪悪感や劣等感を抱くこともありますが、それでは恋愛をしている若しくは恋愛をしようとする相手に失礼です。
ネガティブにならず、自分の魅力をさらに磨いたり、自信を持って恋愛に臨むようにして下さい。
今はまだ居ないものの、将来的に彼氏が欲しいと考えている場合でも魅力と自信を身に付けて、将来の彼氏に輝いている自分を見せてあげましょう。
また、シングルマザーはシングルマザーであることがハンデと考えてしまう人もいます。
恋愛をしようとする男性とは血が繋がっていない子どもが居ること…どうしてもシングルマザーは、ここを恋愛に際するハンデと捉えてしまいがちなのです。
しかし、子どもはあなたにとっての宝物です。そこをとやかく言うような男はこちらから願い下げくらいに思って、前向きに考えるようにしましょう。
まとめ
シングルマザーは、その過去や経験により恋愛におっくうになりがちです。
しかし、一緒になりたいと思える男性と出会えたなら、「もう一度」を考えても良いのではないでしょうか？
子どもも、ママの幸せを願っているはずです。
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